ブログを1年以上、すっかり放置してしまいましたが・・・・先週末、後期試験が終わって、ようやく無事に大学2年終了しました。
この1年は、1年生の時とは比べ物にならないほど忙しい毎日でした。
でも、おかげで勉強の長いブランクを埋めることができてさらに色々と収穫もあった、とても充実した1年になりました。
1番の収穫は「勉強のコツ」に気づく事ができたということです。
今まで「コツ」っていうと、どちらかというとHow to(どうやってやるか?)というニュアンスで考えてしまっていました。
これは何をやる場合でもそうなんですが、さまざまな情報が氾濫していて本やネットを通じてどんな情報も簡単に手に入れられる現代社会では何かのものごとを始める時、何かをやろうとする時にまず最初にHow toから入ろうとすることが多くなっているように感じます。
たとえば受験勉強なんかはその最たるものなんじゃないでしょうか。
入試を考えると、どうしても「どうやって志望校に合格できる点数を稼ぐか?」という勉強の仕方になってしまうのは仕方の無いことなのかもしれませんが・・・。
わたしもつい最近まではずっと、ものごとをそういう風に考えていたように思います。
巷に溢れている「簡単に~できる方法」のような本や雑誌の類はすべてこの、「どうやって?」を中心に書かれてますよね。そして、本のタイトルを見るとそれを読めばどんな事でも簡単に出来てしまうように錯覚してしまいがちです。
たしかに、「方法」さえ知れば出来ることもあるとは思いますが、実際には、方法の知識だけでは応用が利かず、すぐに行き詰ってしまう事も多いです。
それじゃあ、いったい何が1番大切だとわたしが気づいたのかといえば、What・・・つまり「それは何なのか?」に正面から向き合うということです。
この、「それは何なのか?」を自分なりに追求し、知ろうとすることそのものごとの本質を見極めようとすることそれが「コツをつかむ」ということなのではないかと思います。
「コツ」という言葉は、もともとは「骨」のことを指しているそうです。
つまり本質であり、土台であり、核の部分です。
家を建てる場合でも、基礎工事がしっかりできていなければ欠陥住宅になってしまいます。私たちの知識も同じことです。
勉強もそうですが、対人関係であっても、健康や美容であってもその本質を知ることが最も重要なことだと思います。
How toとは違い、本質を見極めるのはひじょうに難しいことです。
本当にコツを掴めているのか、まだまだ浅い理解なんじゃないかと常に試行錯誤や日々の地道な努力を繰り返していかなければなりません。
けれど、そういう風にものごとをとことん見つめていくと、ある瞬間、閃きのようにストンと自分の中に落ちてくるものがある・・・。
これから少しずつ、私の中にストンと落ちてきた閃きを、このブログに自分の足跡として書き残していきたいと思います。