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中林香が贈る女性のための心と体と車のブログ

元・女性レーシングドライバーの中林 香(なかばやし かおる)が、クルマの運転はもちろん、元スポーツ選手としての経験と、大学で心理学を専攻して得た知識をもとに、よくある心の問題やちょっとした体の不調との向き合い方、ストレスの対処法など、ココロとカラダに優しい生活をおくるための知恵やテクニックをご紹介します。

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健康なカラダへの目覚め
カラダの話, 健康

健康なカラダへの目覚め

わたしは10代の終わり頃から10年以上、プロスポーツ選手として生活してたんですが、その当時は筋力トレーニングや食事調整など、徹底的に自己管理する生活を続けてました。
特にスポーツ栄養学にはすごく興味を持っていて、当時はまだ珍しかったカーボローディング(炭水化物タイミング摂取法)や、マクロビオティック(玄米菜食)なども取り入れたメニューをウェイトトレーニングと組み合わせてみたりしてました。

それ以外にもイメージトレーニングや瞑想など、カラダの能力をUPできるかもしれないコトならば、とりあえず何でもひと通り試してみたりして・・・・。
とにかく、男性との体力差を少しでも克服したかったんですね。
で、そんな風にしっかりとコントロールしていたなら、よっぽど健康だったんだろうねって思われがちなんですけど、実は引退したときのカラダはボロボロ状態でした。
度重なるムチウチ(これは職業病?笑)や打撲の後遺症、女性ホルモンの低下による生理不順、自律神経失調など、どう考えても健康とはいえないような状態になってたみたいです。
まぁ、スポーツ選手といえば多かれ少なかれ肉体を酷使する職業だし、しかたがないと言ってしまえばそれまでなんですけど、それにしてもあんなに慢性の痛みや不快感に悩まされる結果になろうとは、現役時代にはまったく想像もしてなかったんです。
そんなわけで、レーサー現役引退後に待っていたのは、病気ってわけじゃないんだけれど、元気だとは言えないような、疲れ切ったカラダとのお付き合いだったんです。
でも、これといってハッキリした名前のつく『病気』ではないので、病院に行っても薬を飲んでも、ほとんど何も改善されないんですよね。
最初の頃は、整形外科や婦人科、内科、理学療法科などなど、ドクターショッピングをムダに繰り返してはみましたけど・・・・。
それでもやっぱり、症状の改善はまったくみられませんでした。
そんな、なんとなく調子の悪いカラダをなんとかしたくって、さらに、代替医療といわれるさまざまな治療法・・・・、たとえばカイロプラクティックや針治療、マッサージ、漢方薬、指圧、エネルギー療法、オステオパシー、レイキなんかを片っ端から試したり、自分でも勉強してみたりするようにもなりました。
それ以外にも、カラダに良いっていわれた健康食品を片っ端から試したり、長期間の絶食療法や腸内洗浄なんかもやってましたね。
そんな感じで、長い時間をかけて試行錯誤した結果、『西洋医学的な薬や療法などは症状を一時的に軽くする対処療法にすぎない。
本当に健康なカラダになるためには、カラダのメッセージをきちんとわかってあげて、それに従うこと。そして自己免疫力を上げることでしかない』

っていう、とってもあたりまえな答えに辿り着いたんです。
結局は、カラダのどんな不調や痛みであっても、自分自身の自己免疫力でしか改善できないんですね。
薬や治療は一時的に症状を軽くしたり、少しの間は不快感を忘れさせてくれるけれども、続けていかなければ、またすぐに元に戻ってしまう。
一生治療を続けたり、薬が手放せなくなってしまう・・・・。
本当にカラダを良い状態にもっていくには、どうして不調なのか、なんで痛いのかっていう根本的な原因を理解して生活習慣を見直したり、免疫力を高めるのが遠回りなようでいて実は一番の早道なんじゃないかと思うようになりました。
そんなわけで、この「カラダの話」ではいろんな代替医療の実際の体験談今問題になっている食の安全の話題そして『健康で若々しいカラダ』を手に入れるためにわたしがいま実践しているコトをなどを書きながら、『健康』ってどういうことなのかを考えていきたいと思います。
『別にすごく長く生きたいっていうわけじゃない・・・・でも、せっかく生きているなならば、気持ち良くどこにも痛みや不快感を感じないカラダで、子供の頃のように自由に生きていたいんだよね・・・・・』
る友人の言葉より