Auto-Groove

中林香が贈る女性のための心と体と車のブログ

元・女性レーシングドライバーの中林 香(なかばやし かおる)が、クルマの運転はもちろん、元スポーツ選手としての経験と、大学で心理学を専攻して得た知識をもとに、よくある心の問題やちょっとした体の不調との向き合い方、ストレスの対処法など、ココロとカラダに優しい生活をおくるための知恵やテクニックをご紹介します。

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DIARY

もうすぐ7月・・・

早いもので、今年もすでに折り返し地点を過ぎて後半戦に突入してしまいましたね(笑)わたしの通っている大学の前期試験がもうすぐ始まります。
去年が死ぬほど余裕がなかったけど、今年は・・・やっぱり余裕無いです(汗)その割には、今年は頑張ってこちらの記事を更新しています♪新しい記事のお知らせです。
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クルマの話→クルマ全般→クルマとエコロジー問題(1)基本知識
クルマとエコロジー問題(2)わたし達にできる事
エコロジー問題の記事は、旧オートグルーブにUPしていたものを、少々手直ししたものです。
旧サイトにUPしていた記事も、これから少しずつ手直しして、再度UPしていきます。

クルマの話, クルマ全般

クルマとエコロジー問題(2)わたし達にできる事

(2)わたし達に今すぐできること (乗り方、使い方、購入時の注意点など)
わたし達が普段のクルマとの付き合っていく中で、ちょっと意識するだけですぐに実行できるエコロジー対策をいくつか挙げてみましょう。基本的な考え方としては『低燃費』を意識していただければ良いと思います。『なるべくガソリンの無駄遣いをしない』という乗り方は、同時にガソリン代の節約にもなりますから、ガソリン代が高騰している現在、家計にとっても良い効果があるのではないでしょうか?
【駐、停車中のアイドリングをしない】
クルマを停めて誰かを待っている間、ほんのちょっと買い物や用事を済ませる間、クルマの中で休憩をしたい時、エアコンやCDをかけるためにエンジンを掛けっぱなしにしておくのは止めましょう。
【無意味な空ぶかしをしない】
エンジンを掛けた直後に暖機の為に空ぶかしをする人がいまだにいらっしゃいますが、最近のクルマには全く無意味で必要のないことです。暖機とは、エンジン類やオイル類がスタート直後にはまだ温まっておらず、全体としてスムーズに動かない事を考慮して、少し温まり水温計が動き出すまではゆっくりと扱ってあげましょうということです。また、赤信号や渋滞での停止時に意味もなく空ぶかしをするのも止めましょう。
【エコノミーモードで走る】
オートマティックのクルマで、エコノミーモードに切り替えられるのであれば、なるべくエコノミーモードを使いましょう。OD(オーバードライブ)も積極的に使ってみてください。また、マニュアルミッション車であれば、早め早めのシフトアップを心がけてエンジン回転数を上げ過ぎないよう運転しましょう。
【不要な荷物は積まない】
アウトドア用品や折りたたみ自転車、また、趣味やスポーツの道具類などをクルマのトランクに積みっぱなしにしている人も多いと思います。クルマは全体の重量が重くなればなるほど燃費が悪くなります。クルマのトランクを荷物の保管場所にしないで、不要な荷物は積まないようにしましょう。
【スムーズな運転を心がける 急発進、急加速をしない】
急発進、急加速、急ブレーキを繰り返すような運転はガソリンをジャバジャバ撒き散らしているようなもの。クルマ自体やタイヤの為にも良くないし、第一事故にもつながりやすいです。もしも、ワザとじゃなくてそうなってしまうのだったら、シートポジションが合っていないか、履いている靴に問題があるのかもしれません。まさか厚底シューズやハイヒールで運転してるなんて事は・・・ありませんよね?
【違法な路上駐車をしない】
違法な路上駐車は渋滞の原因になる事があります。渋滞も停車中のアイドリングと同じような状態です。起こさなくていい渋滞をなるべく起こさないように、自分の行動をよく考えて自分自身で判断しましょう。「みんなやっているから。」という理由は成り立ちません。どうして他人の判断に自分の行動を任せられるのでしょうか?
【定期点検を怠らず、不具合は早めに修理する】
クルマに不具合があったり、消耗部品の交換を怠ったままでいると、燃費が悪くなるだけではなくクルマ自体の寿命も短くなってしまいます。クルマの定期点検は「気がつく範囲では別に悪いところがないからやらなくてもいい」ものではなく、いわばクルマの健康診断だと思ってきちんと受けましょう。気がつかないままでいると大きなトラブルや事故につながる不具合も、早期発見できれば未然に防ぐ事ができるのです。
【タイヤの空気圧をまめにチェックする】
タイヤの空気圧は燃費に影響します。環境庁の資料によると、適正値から0.5kgf/cm2減った状態では、100km当たり0.26リットルも余計にガソリンを消費してしまう事もあるのです。なるべく定期的に空気圧をチェックするように心がけましょう。ガソリンスタンドでお願いすれば簡単にチェックできます。 (タイヤの指定空気圧は運転席のドアの端かセンターピラー側に表示されています。)
【エアコンは必要最小限にする】
本当に必要な場合以外は、なるべくエアコンを使わないようにするのも燃費を良くするのに大変役立ちます。エアコンは想像以上にガソリンを消費しています。車内の冷やしすぎ、暖めすぎは身体にも良くありません。外気温±5℃以上に車内温度を上げ下げしてしまうと、クルマに乗り降りするたびに身体が温度の変化に対応せねばならず非常に疲れてしまいます。
【至近距離ならば車を使わない】
たくさんの買い物をしに行かなければいけない時、小さなお子さんがいらっしゃる場合、病人を移動させる場合などはクルマは大変便利な道具ですが、ちょっと近所に用事がある程度で荷物が少ない場合には、なるべく徒歩や自転車にしてみましょう。また、駅まで少し距離があるからとご家族を送り迎えしてあげるのも思いやりではありますが、せっかくの『自分の足で歩く』チャンスを失わせてしまっているだけなのかもしれません。
便利だからと言ってクルマに頼りすぎてしまうと、身体を動かす事が全くない生活になりかねません。『クルマを持っているからいつでも使うのが当たり前』ではなく、『目的の手段として、今回クルマを使う必要性があるのか?』を、クルマに乗りこむ前に毎回考えてみる習慣をつけましょう。そのかわり、遠出をする、ドライブを楽しむ、等の場合には思いきり楽しむといった具合にメリハリをつけてみてはいかがでしょうか。
【クルマを購入する際のチェックポイントの1つにする】
クルマを購入する再は『趣味』『使用目的』『価格』『使い勝手の良さ』など、人それぞれ様々な条件に見合う車種を選ばれると思います。そのポイントの1つとして『環境に優しいクルマか?』『メーカーの環境対策はどのようなものか?』『廃車にする場合はどの程度リサイクルできるのか?』という事も比較検討の材料に付け加えて、カタログをチェックしたり、わからない事はセールスの方にどんどん質問してみましょう。
各自動車メーカーも環境問題には非常に神経を使っている事と思いますが、現状ではまだまだ全メーカーの全車種において徹底されているわけではありません。『そのクルマを選んで購入する』という事は、そのクルマが環境に良くても悪くても選ぶ消費者側に責任が移ります。メーカーは消費者のニーズに非常に敏感です。つまり『私達が何を選ぶか?』が、自動車業界の動きを早めたり遅くしたりできると言う事です。
他人の意見やその場の雰囲気に惑わされず、きちんと納得した上で、責任を持って『自分のクルマ』を選びましょう。

クルマの話, クルマ全般

クルマとエコロジー問題(1)基本知識

この問題を扱うことは「クルマのある楽しい生活」を提唱しているわたしには少々気が重いことです。
なぜなら、極端に言ってしまえば、「エコロジー的には、クルマに乗らないのが一番良い。」という話に行きついてしまうからです。
けれど、小さなお子様のいらっしゃるご家庭にとってクルマは大変に便利な移動手段ですし、また、老人介護などの場面でも大いに活躍してくれますよね。一度クルマのある生活を経験してしまうと、なかなか『クルマに乗らない』という選択は難しいのではないでしょうか。
日々の生活の中でクルマを必要とする、またクルマとの生活を楽しみ愛するわたし達は、この環境問題について見て見ないフリをするのではなく、クルマが環境に与える問題点をきちんと認識した上で、「どんなクルマを選ぶのか?」 また、「どんな乗り方をするのか?」をもう1度検討してみるべきでしょう。
もちろん、このエコロジー問題に関しては、ご存知のように各自動車メーカーでもさまざまな取り組みや開発が進んでいます。すでに販売され人気のある「ハイブリッドカー」だけではなく、もっと多様なアプローチの低燃費車種も次々と発表されていくでしょう。
ただ、この環境問題はわたし達の、いえ、地球とそこに生きる全ての生物の未来を左右するとても大切な問題です。クルマを作る側の自主努力に任せて他人事のように見守っている場合ではありません。
「環境なんてわたし一人がちょっとくらい頑張っても良くなるってわけでもないし・・・・。」・・・本当にそうでしょうか?
個人の力が集まって大きな社会の力や流れになるのです。
今すぐ、『わたし達一人一人が出来る事から』始めてみましょう。
クルマを『エコロジーの大敵』にしないために・・・・、わたし達の地球と、明るい未来を守るために・・・・。
(1)クルマが引き起こす環境問題とは?(基本知識)
少しむずかしい話になりますが、まずは『クルマが引き起こす環境破壊とは何か?」を正しく知るところから始めてみましょう。
自動車公害というと、以前から自動車(特にディーゼル車)の排気ガスによる窒素酸化物(NOx)、浮遊粒子状物質(SPM)などの人体に対する悪影響(発ガン、喘息など)、光化学スモッグ、酸性雨、騒音公害などが 指摘されていましたが、現在最も問題視されているのが、地球温暖化に対する悪影響と言われています。
自動車は化石燃料(ガソリン、軽油)を燃やすことによって動力を生み出していますが、同時に大量の二酸化炭素(CO2)を大気中に放出しています。この大量のCO2が地球環境にとって、どのような悪い影響をもたらすのでしょうか?
地球の気温は、太陽からの日射エネルギー量と地球から宇宙に出ていく熱量のバランスで決まります。太陽光線は大気を通過して、まず地表を暖め、熱を吸収した地表からは熱エネルギーが大気中に放射されます。その後本来ならば宇宙に出ていってしまうはずのエネルギー(赤外線)が、CO2や水蒸気などの微量気体によって吸収され大気中に留まり、温室のように地球を暖める事を「温室効果」と言います。
元々はこの温室効果をもたらすガスには、地球上の気温を平均約15℃に保つという大切な役割があり、自然界で生み出される量ならば何の問題もありませんでした。
この温室効果ガスと呼ばれるものには、CO2のほかにもメタンやフロンなどがありますが、とりわけ、フロンなどの人工の化学物質は二酸化炭素より温室効果が強く、微量でもその影響が大きいとされています。地球の温暖化は大気中に大量に放出された二酸化炭素やフロンなどが原因であり、これは人為的な活動の産物です。
現在数々指摘されている地球環境問題の中でも、この「温室効果」が地球に及ぼす影響がもっとも大きく、また深刻であると言われています。もし今後、地球規模で気温が上昇していってしまった場合、地球環境に大きな変化が起こり、動植物の生態系にまで影響を及ぼすことは周知の事実です。
具体的には、「激しい気候の変化や局所的な異常気象」「海水面の上昇による地形の変化、陸地の水没」「絶滅する何種もの動植物」「水害の多発、または砂漠化する地域の出現」「農作物、水産物への影響から来る食糧難」などといった様々な影響がすでに世界各国で起こりはじめています。
地球環境は本来、あらゆる面で絶妙なバランスの上に成り立っていました。今までは何とか持ちこたえてくれていたこのバランスがひとたび大きく崩れた時、本当に何が起こるのか、わたし達人間が生き延びる事が出来るのか、現時点では誰にもわからないでしょう。
環境庁などの資料によると、このままのペースでCO2の排出量が増えつづけた場合、21世紀末には平均気温で約2℃の上昇、海水面は平均約50cmの上昇と予想されています。この数字だけを見るとたいした変化だと思えない人も多いでしょうが、実はそこには数字の錯覚があります。
これらの数字はあくまで地球全体の平均値であり、最高値ではありません。地域によっては致命的なダメージを受ける数字かもしれないものでも、平均値にするとマイルドな数字に見えてしまいます。
また、その変化は100年後の遠い未来にいきなり起こるというものでもありません。現在すでにその兆候が現れています。世界各国ですでに起こっている異常気象や大規模な自然災害などは、地球からの最後通告なのかもしれません。
日本のCO2排出量は年間およそ3億4千万トンで、1ヶ国だけでアフリカ大陸全体や南米大陸全体よりも多くのCO2を排出しています。その内訳は、工場などの生産部門から約30%、発電部門から約25 %、家庭から約25%、そして自動車から約20%という割合です。
自動車からの割合の中で自家用車から排出されるCO2を約15%とすると、個人あるいは家庭において排出するCO2の総量は日本全体の4割以上にもなります。1997年に行われた地球温暖化防止京都会議では「京都議定書」という形で、初めてCO2など温室効果ガスに関する先進国の削減数値目標が決められ、日本は2008~2012年までに1990年水準の6%カットを実行する事に決まりました。
しかし、科学者レベルの判断では、現在の温暖化の進行を止めるためには、もはや温室効果ガス(CO2)の排出量を、森林や海水の吸収容量を考慮して、現在の半分以下にしなければならないという非常に切迫した状態となっています。
これは単に国や自治体、あるいは企業などの自主的な努力や新しい技術開発に任せておけば済むといった問題ではなく、わたし達一人一人が小さな事からでも常に地球環境に対する配慮を心がけ、個人レベルでも出来る限りの努力をしていかなければどうにもならない段階まで進んでしまっているということです。
各家庭で取り組まなければいけない温暖化対策としては、ゴミの削減、節電または節水、リサイクルなどの様々な方法が挙げられ、すでに実行されていらっしゃる方も多いと思いますが、クルマにおいてもわたし達自身がすぐに実行できるエコロジー対策がたくさんあります。
1人の努力は微力でも、多くの人が実行すれば必ず良い結果が現れます。また消費者レベルで意識やニーズが劇的に変われば、自動車メーカー各社の技術開発のスピードもさらに早まることでしょう。

DIARY

目指せ100記事!

梅雨本番の鬱陶しい季節になりましたね。蒸し暑いのは本当に体力を消耗して辛いです。
とは言うものの、今日も学校の後、1時間掛けて家まで歩いて帰りました。
歩いた後はかえって元気になっているのがとても不思議です。
やはり人間は身体を動かすようにできているのでしょうか?
ところで、また新記事UPしました。今日はイメージトレーニングについての記事です。
家に帰る道すがら、記事の内容をずっと構成しながら歩いていました。
現在このブログでの記事は、この日記でようやく55記事目です。
足掛け3年で55記事はちょっと少なすぎますね(汗)今年中の100記事達成目指して、もう少しペースを上げるよう頑張ります♪ココロの話→イメージトレーニング→「イメージトレーニングのその前に」

イメージトレーニング, ココロの話

イメージトレーニングのその前に

イメージトレーニングについては、さまざまな願望実現系のビジネス書が出ていますが、読んでみると疑問に思うような安易な内容も少なくないように感じています。
成功のイメージを強く描くことも、ポジティブな気持ちで夢を追いかけることも、もちろん毎日を楽しく、幸せに生きるために大切なことだと思いますが、もしもあなたが本当に自分のやりたいことや夢を叶えようと思っているのならば、イメージトレーニングのその前にするべきことがあるように思います。
それは、コツコツとひたむきに、絶え間なく日々積み重ね続ける『努力』です。
自分の目指す夢や目標に向かって、1歩ずつでも近付くことが出来るよう、サボらず、腐らず、実践的な努力をし続けることが、夢の実現には最も必要なことです。
日常的な身体の動かし方をシュミレーションすることや、楽しく幸せな気持ちで毎日をすごすためのイメトレならば、そこまで努力の重要性を説く必要はないのですが・・・。
でも、あなたがもしプロのスポーツ選手を目指しているのであれば、真っ先にやらなければいけないのは基礎体力を強化し、持久力や瞬発力をつけて、どのような状況の下でも次の一手を判断できるだけの余裕を持てるように、身体的にも精神的にも鍛え上げることでしょう。
また、仕事で出世したい、学業で好成績を挙げたいという場合でも、まずやるべきことは、自分に出来る限りの『努力』です。
何かについて、通常求められていること以上の『努力』をしてみて、初めて分かること、気付くことはたくさんあります。
その領域に足を踏み入れることもないまま、実力以上の結果を望んだとしても、それが叶う可能性はあまり高いとはいえないでしょう。
わたしが願望実現系の本をあまり信用できないと感じている理由は、そのような、泥臭くてあまりスマートではない『努力』の重要性について書かれている本があまりに少なく、イメージさえ上手く出来れば、誰でも簡単に願望が叶えられるように誤解を与えてしまうような記述が多いためなのです。
特に、スポーツでプロになるような人は、もともと持って生まれた才能(ギフト)もあるのでしょうけれど、それよりも、普通の人が想像もつかないくらいの絶え間ない日々の努力を、長年にわたって続けられる精神力があること・・・それが最大の資質なのではないかと、わたしは思っています。
努力も無しに、ただ単にポジティブなイメージさえできれば何かを成し遂げられると思うのは、何か凄いことが出来る自分をただ『妄想』しているにすぎないように感じます。
そんなイメージトレーニングにはあまり意味がないでしょうし、目標も叶わないでしょう。
たとえ万が一、強運だけで夢が叶ったとしても、それに見合う自分がキチンと育っていなければ、そのポジションを維持することも出来ず、その先に進むことも出来ないかもしれません。
イメージトレーニングの本当の力とは、きちんと努力を積み重ねた人が、周囲の常識の壁や、自分のネガティブなMyルールや、つい弱気になって努力の成果を軽く感じてしまう臆病さを跳ね除けて、努力した分だけの実力を遺憾なく発揮できるようにしてくれるものなのです。
巷に溢れている、願望実現や成功哲学の本を読んで、ポジティブなイメージだけを作り上げようとしたり、願望を紙に書き出したりする前に、自分が望む夢や希望があるのであれば、その夢や希望に到達するために必要な努力を、1日1日積み重ねていく・・・・、これが、遠回りに見えて、実は1番早く夢に到達できる方法です。
自分は誰がなんと言おうとも本気でやるのだと覚悟を決めて、今すぐに努力し始めることが大切です。
その努力をしている中で、なかなか成果が出ずにネガティブな気持ちが強くなってしまう時、辛くなって投げ出してしまいそうな時に、夢が叶って喜びに満ち溢れている自分の感情を生き生きとイメージすることで、モチベーション(動機付け)を維持することもできるでしょう。
イメトレは怪しい新興宗教のおまじないや魔法、セミナーの成功哲学の類とは全く違います。
実践的な日々の努力とセットで行って、初めて劇的な効果のでるものです。
努力に裏付けられた自分の実力を十分に引き出し、結果に繋げるための方法なのです。

ライフスタイルの話, わたしの話

子どもの頃の夢

人の適性や適職を知るには、その人が子どもの頃、何をしているときが1番楽しかったのか、小さいときに何になりたいと夢見ていたのかが、大きなヒントになると言われていますよね。
でもわたしの場合は、小さいときにクルマや乗り物に興味があったということは全くなかったので、子どもの頃のわたししか知らない人からすると、どうしてこういう道に進んだのか、すごく驚かれてしまうんだろうなぁと思います。
小さい頃は、自然の中で遊ぶのもとても楽しくて好きでしたが、1番好きだったのは本を読むことでした。
本さえあれば何時間でも飽きずに1人でいられたし、本の世界に入り込んでドキドキ、ワクワクしたり、そのまま空想の世界で遊んだり、食べるのも寝るのも忘れるほど楽しかったように思います。
小学校1年生の頃に、『少年少女世界の文学』という、全30巻くらいの立派な全集を買ってもらい、それからは毎日、学校から帰ると何時間も世界中の色々なお話の世界を旅していました。
本は1巻づつ地域別(アメリカ編とかイギリス編、日本編など)となっていて、1巻にあまり長くない話は数話ずつ、長いストーリーは1話分がそのまま収録されていました。
当時はまだ1年生だったので、読めない漢字や意味のよくわからない言葉も結構出てきたはずなのですが、なんとなく意味を想像しながら読み進めるのも楽しかったし、まだ見たことも行ったこともない世界中のいろんな国の情景をイメージするのもとても面白かったんだと思います。
この全集に出会ってからは、それこそ乱読と言っていいほど、色んな本を読み漁りました。学校の図書室や、図書館の本を片っ端から・・・という感じです。その当時、何を読んでいたのかは、今ではほとんど覚えていませんが、大人になってから本を読んでいる時に、記憶にあるフレーズなどが出てきて昔読んだことを思い出す場合がけっこうあるので、そうとう理解不能な哲学系の本まで読んでいたように思います。
それじゃあ、わたしの子どもの頃の夢は小説家か作家か、もしくは出版社勤務だったのかというと、これがそうではなくて、なんと・・・「お嫁さん」でした。
お嫁さんが将来の夢だったなんて言うと笑われてしまいそうですが、当時のわたしには、料理がとても上手くて、お家もいつも綺麗に整頓されていて、どんなものでも魔法のように針と糸で作り出してしまう自分の母親が、すごく羨ましくて、いつかわたしもそうなりたいなぁと思っていたんだと思います。
友達とのおままごとでは、いつもお母さん役がやりたくて、赤ちゃん役の時なんかは、ちょっとやる気がなかったです。(笑)じゃんけんでお母さん役が当った時は、それはもう張り切って、朝食の泥団子も思いっきり気合を入れて作ってましたし、ご主人(役の男の子)を仕事に送り出す時も、三つ指をついて「いってらっしゃいませ♡」と頭を深々と下げ、その後もけなげにご主人が見えなくなるまでずっと、「お気をつけて~♪」と手を振ってお見送りをしていました。
わたしの適性や適職が本当に「お嫁さん」なのかどうかは、いまだに謎ですが・・・、わたしが実際に進んだ道は、小さい時に好きだったことや、子どもの頃の夢とあまりにも違うので、人生って予想がつかなくて面白いものなんだなぁと思います。

DIARY

新しいサブ・カテゴリー作りました

新しく、「わたしの話」というサブカテゴリーを作ってみました。
このカテゴリーでは、主にわたしの生い立ちや、今までの経験の中で記憶に残っていることなどをUPしていきたいと思っています。
カテゴリーばかり増やして、それぞれちゃんと記事が書けるのか・・・ちょっと不安ですがのんびり少しずつでも書いていきますので、どうぞ気長に見守ってやってください♪そこで、さっそくですが「わたしの話」に記事をUPしました。
「子どもの頃の夢」
「いちばんゆっくり過ぎていった時間」
わたしの幼少期の頃のお話です。
最近、わたしの原点は実はここにあるのかなぁとも感じていたりします。
子どもの頃の心に残る思い出って、ホントに大切なものかもしれませんね。

ライフスタイルの話, わたしの話

いちばんゆっくり過ぎていった時間

わたしが今まで生きてきて、いちばんゆっくり時間が流れていたように感じるのは幼稚園から小学校低学年にかけての数年間、海の近くに住んでいた頃です。
2歳くらいから10歳までの8年間、神奈川県の茅ヶ崎という場所に住んでいました。
家が海のすぐそばで、いつも潮の香りを感じながら、友達と木登りをしたり、ザリガニやオタマジャクシを捕ったり、一面のレンゲ畑で首飾りをつくったりして遊んでいました。
季節の移り変わりにしたがって、遊ぶエリアが変化したり、その時期ならではのイベントたとえば春の花摘み、夏の虫取り、秋の枯れ草潜り、冬の霜柱踏み・・・などが本当にとても楽しかったのを、今でもよく覚えています。
わたしの家から海に行くには、距離は近かったのですが、交通量の多い国道を渡って、防風林の松林を越えていかなければならなかったので、子どもだけでは行くことはなくて、親に一緒に行ってもらったり、友達のお母さんとみんなで一緒に行ったりしていました。
なかでも1番、わたしの記憶に残っている海遊びは、小学校の授業時間内に担任の先生が「校長先生には内緒だよ!」と言いながら海までこっそり連れて行ってくれて、クラス全員で海岸で海草を取ったり、手づかみで小さな魚を捕まえたりして遊んだ『課外授業』でした。
わたしが3年生まで通っていた茅ヶ崎市立西浜小学校は、本当に海のすぐそばにあるのんびりした小学校で、友達も先生もみんなおっとりしていて、人見知りでおとなしかったわたしにとって、とても居心地の良い環境だったように思います。
授業時間をサボっているので、期末試験は当然、生徒全員が全く出来ず悲惨な状態でしたが先生は何気なくそれぞれの答案を覗き込んで、なんと正解を教えて回ってくれました(笑)今の時代なら、もしかしたら問題教師になってしまうかもしれないような型破りな先生でしたが、わたしにとっては、いまだに忘れられない1番好きな先生ですし、当時も、もっとも自分たちの気持ちを理解してくれて、信頼できる身近な大人だと感じていたように思います。
型破りな先生と、のんびりした友達たちと、四季折々の遊びと、海からの潮の香り・・・・わたしの人生の中で、いちばんゆっくり過ぎていった時間は、今でもわたしの宝物です。
そんなのんびりしたわたしの子ども時代と比べると、今の都会の子どもたちはみんな忙しくて、遊ぶ場所も限られてしまっていて、なんだか余裕が無くて可哀想な感じがしてしまいます。
道路はほとんど舗装されていて虫も顔を出せないし、川にはフェンスが張り巡らされていて近づくこともできない。綺麗に剪定された街路樹にも登れないでしょうし、広場のような遊び場もほとんどなくて、きちんと管理された公園に親と一緒に遊びに行くくらいしか、小さな子どもが外遊びのできる環境がないように感じてしまいます。
親の方も、子どもがもし事故に遭ったら、誘拐されたら、不審者が現れたら・・・と不安が多くて外に遊びに行かせるくらいならと、ゲームなどで家で遊んでくれる方がまだ安心だという考えになってしまっているのかもしれません。
今の子どもたちにとって、ゆっくり過ぎていく時間はあるのかなぁ、大人になった時に、自分の子ども時代をどんな風に思い出すのかなぁと、自分の子ども時代を思い出してみて、なんとなく、ふと・・・そう感じました。

クルマの話, クルマ全般

08年6月1日施行の道交法改正について

08年6月1日から施行された道交法改正についての記事、ずいぶん遅くなってしまいました。
今回の改正は大きく分けて、自転車対策、高齢者対策、被害軽減対策が柱となっており、わたし達が特に注意するべき部分としては、自転車の歩道通行区分が明確化されたことで、それ以外の条件下では自転車は車道を走行しなければいけないことがあらためて明示されたこと、そして後部座席のシートベルト着用の義務化といったところでしょうか。
今後は、タクシーやバスなどでもシートベルトの全員着用が義務付けられます。
ちょっと面倒かなぁとも思いますが、万が一事故に遭った場合には、シートベルトのおかげで助かるケースも多いのですから、きちんと着用するようにしなければいけませんね。
自転車の走行区分については、今まで歩道の走行が違反だと知らなかった方も多いのではないでしょうか?
改正後も、歩道をわがもの顔で、歩行者を縫うように爆走する自転車をたくさん見かけますが、自転車が歩行者とぶつかり、歩行者に怪我を負わせたり、死亡させてしまった場合の賠償金は、相当な金額になります(死亡事故で5000万の賠償金の支払いが命じられた例もあります)。
自転車は特に、自動車のように自賠責保険への加入が義務付けられていないし、任意保険に加入して乗っている人も少ないと思いますので、事故を起こしたときにはとんでもないことになりかねません。
車道を自転車で走るのは、クルマがクラクションを鳴らしたりして怖いという意見も多く聞きますが、今後は、クルマのドライバーも自転車の車道走行をきちんと理解して、譲り合って事故のないよう、お互いに気をつけなければいけませんね。
-以下 警察庁HPより転載-【自転車利用者対策】1. 普通自転車の歩道通行可能要件の明確化自転車は、自転車通行可の標識のある歩道以外の区間は基本的に車道を通行することになっていますが、今回の改正で以下の条件下において歩道を通行できることになりました。
・道路標識等で指定(歩道通行可)された場合
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・運転者が児童・幼児(13歳未満の子ども)の場合・運転者が70歳以上の場合・運転者が身体に障害のある場合・車道又は交通の状況からみてやむを得ない場合※歩行者は、「普通自転車通行指定部分」をできるだけ避けて通行するよう努めなければなりません。
2. 乗車用ヘルメット着用努力義務の導入児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童・幼児(13歳未満の子ども)を自転車に乗車させるとき、補助イスなどで同乗させるときは、乗車用ヘルメットをかぶらせるように努めなければなりません。
3. 地域交通安全活動推進委員の活動の見直し地域交通安全活動推進委員の活動に、「自転車の適正な通行の方法について住民の理解を深めるための運動の推進」が加えられ、自転車の通行ルールに関する広報啓発や街頭活動が活性化されます。
【高齢運転者対策等】・75歳以上の者及び聴覚障害者の保護・75歳以上の者及び聴覚障害者は、普通自動車を運転する場合、それぞれ内閣府令で定める「高齢運転者標識」、「聴覚障害者標識」を表示しなければなりません。
だだし、「聴覚障害者標識」の表示は、ワイドミラーの装着を条件に免許を取得した者が対象となります。
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・また、これらの標識を表示した普通自動車に対する幅寄せ等が禁止されています。
《罰則等》・対象者が高齢運転者標識・障害者運転者標識を表示しなかった場合 2万円以下の罰金又は科料 4千円  違反点 1点・高齢運転者標識・障害者運転者標識を表示した車に幅寄せや割り込みをした場合 5万円以下の罰金 6千円  違反点 1点・ワイドミラーの条件に反してワイドミラーを装着しなかった場合 3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金 7千円  違反点 2点注:何れも普通自動車の場合です。
【被害軽減対策】・後部座席シートベルトの着用義務付け※自動車の運転手は、助手席以外についても、シートベルトを装着しない者を乗車させて自動車を運転してはいけません。
※すべての座席のシートベルト着用が義務化となります。
《罰則等》罰則・反則金 なし違反点 1点注: 後部座席のシートベルト装着義務違反は、高速自動車国道及び自動車専用道路に限って違反点の対象とします。
【その他の規定の整備】(1) 公安委員会が警察署長に行わせることができる交通の規制の種類を追加する。
(2) 緊急自動車として、医療機関が市町村等により傷病者が医療機関に緊急搬送をされるまでの間における応急の治療を行う医師を現場に運搬するために使用する自動車(いわゆるドクターカー)を追加する。
(3) 指定車両移動保管機関に関する規定を廃止するなど、車両移動保管関係事務に係る規定を整備する。
※レッカー移動・保管された違法駐車車両の所有権が、告知(公示)後3か月(これまでは6か月)で都道府県に移転されます。

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チャイルドシート 5年ぶり50%台回復って!?

今日のニュースで、チャイルドシートの使用率が5年ぶりに50%を超えたという記事がありました。
「チャイルドシート、5年ぶり着用率が5割超える…JAFと警察庁調査」
チャイルドシートの法制化から、もう何年たっているんでしょう?
それでもまだ、半数の保護者の方しか、チャイルドシートを使用していない・・・これは一体どういうことなのかと、首を傾げずにはいられません。
事故に遭った場合、子どもをチャイルドシートに座らせているかどうかで子どもの生存率が大きく変わってしまうのだということをなぜ多くの保護者の方は理解できないのでしょうか?
実際に事故に遭い子どもを失ってみるまで、気付かないままなのでしょうか?
交通事故は他人事だとしか思えない人が、どうしてこうも多いのか・・・運を天に任せるのみで、自衛策を講じないで平気でいられるのはなぜなのか・・・その必要性を、きちんと理解してもらえるような機会が少なすぎるのでしょうか?
そういえば私の周りにも、地震の避難用持ち出し袋も用意していない人がたくさんいます。
地震大国に住んでいるというのに、なんと悠長な・・・と驚いてしまいます。
実際に被害に遭うまでは、人は真剣にそのことと向き合うのを避けるものなのかなぁ?
どんな心理状態で、私たちは大切なことにきちんと対策しようとしないのかとても興味深いニュースだなぁと思いました。